解体作業前before
諏訪市にある木造2階建住宅の解体です。
写真ではわかりづらいのですが、道路から3mほどせり上がった場所に家が建てられていました。(住宅までは道路から階段を上がってアクセスするイメージです。)
このような立地のため重機やトラックの搬入が難しい案件となります。重機のシャベルが届く範囲のみ重機で解体し、あとは全て手作業で進めていきます。
解体作業中process
重機を置ける場所が限られていたので、慎重に操作し、壊せる範囲は可能な限り重機で壊します。
隣地との境が狭く、隣に解体物が当たらないように、また、極力埃をたてないように、細心の注意を払っています。
手作業での解体は2階部分からスタートしました。
屋根部分から柱〜壁の順で、2階が終了してから同じ工程で1階部分を解体します。道具はレシプソーという切断作業に多く使われる電動ノコギリと、チェーンソーを使用しています。
チェーンソーを使って木の枠組みを切ったり、解体した木材を運びやすい大きさに調節したりしながら、廃棄物を随時撤去していきます。
写真はないのですが、ある程度建物がなくなったところでクレーンで重機を吊り上げ、基礎部分を解体しました。
解体作業後after
解体後はお隣の方が土地を購入し、庭として使われるそうです。小さなお子様が庭で元気に走り回っても怪我をしにくいように、大きな石も全て取り除き極力平らにして作業終了です。
スタッフ4人で12日間の作業時間でした。
ご依頼主様から、”大変なのは分かっていたけれど、この期間でできたのは満足”と喜んでいただけました。
アンケートにもご協力いただきました。ありがとうございます。